令和6年度総会及び第75回観察会
令和6年5月19日 ひたち巨樹の会 令和6年度総会及び第75回観察会が開催されました。
総会の会場は水戸六地蔵寺(水戸市六反田町767)です。最初に参拝してから開催となりました。六地蔵寺は平安時代に創建された古刹で、江戸時代には徳川家からも保護を受けており、水戸藩第二代藩主徳川光圀公によるお堂の建立が有名。境内には巨樹が多く、今回観察会も兼ねて計画されました。
参加の会員は13名で、境内の東屋をお借りして総会を実施しました。
令和5年度の活動実績報告、退会者報告、会計報告と監査結果、そして令和6年度の活動計画が話し合われました。
令和6年度の活動計画では、巨樹写真展や秋の観察会について。
また、令和7年度の創立40周年記念行事についても議題に上がりました。
この度5周年を迎えた三宅島巨樹の会「やどり木」さんの記念誌(会報誌の10号)が配られました。
ひたち巨樹の会もこのような素晴らしい記念誌を発行しましょう!とUK代表。会員皆がこの完成度の高いやどり木さんの記念誌に感心しきりで、とてもいい刺激となりました。
また、会報誌の中でSAがこの公式ウェブサイトに寄稿した記事が掲載されており、大変感激いたしました。
最後に今回公開したひたち巨樹の会公式サイトの紹介をさせていただきました。私たちの会はおそらく日本最古の巨樹愛好家団体です。この活動履歴を全国の同志にお伝えしたい、そして未来に残したい。いつの日か現れる若い継承者に気付いてもらうためにも、ウェブサイトは大切な情報発信ツールだと思いました。
左側の六地蔵寺のシダレザクラ(市指定天然記念物)は枯死寸前でした。このシダレザクラは徳川光圀公が愛でたものの二代目で推定樹齢200年と伝わっています。右側の代継ぎ樹(3代目)は樹勢が最高潮で本堂が見えなくなるほどの展葉具合。
左上写真、六地蔵寺のスギ(市指定天然記念物)推定樹齢1100年といわれており幹周り6.9m。
総会でみなさんに配布した『茨城杉見立番付』(川上千尋・昭和59年)では「東前頭筆頭」
右下写真、六地蔵寺のイチョウ(市指定天然記念物)推定樹齢800年、幹周り6.4m。
『茨城銀杏見立番付』(川上千尋・昭和59年)では「東大関」
続いて湊公園(ひたちなか市湊中央1-1)に移動して海が見える東屋で昼食です。
これがなんと「印籠弁当」と会員さんの差し入れで「吉原殿中」ですから水戸藩づくし。
この公園は徳川光圀公の別荘、湊御殿といわれる「夤賓閣」(いひんかく)の跡地ですから、これは素晴らしい趣向でした。この紋所が目に入らぬか、こちらにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くもひたち巨樹の会にあらせられるぞ。
湊御殿の松(市指定天然記念物)推定樹齢300年以上の黒松で、徳川光圀公が現在の兵庫県明石から取り寄せたものです。
『昭和前期茨城松見立番付』(関右馬允・川上千尋)では特別枠に掲載。
会員HAさんによる松と梅の解説。どちらも人が手を入れて管理しないと大変なことになる樹木ですね。特にここの松は相当手間がかけられているようです。そうでなければこの美しい樹観は成り立たないとも。とても勉強になりました。
次回、秋の観察会での再会を約束して終了となりました。
企画準備された世話人の皆さま、参加のみなさま、お疲れ様でございました。(会員SA)
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